プロポリス業界の真相に切り込みます!
ブログ担当スタッフ佐々田です。今回は、、、
【効果をあまり期待できないプロポリスその②】
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成分値が載っていないプロポリス
・・・についてスパッと切り込みます。
前回の「安すぎるプロポリス」についてはこちらからどうぞ
成分値といっても、「プロポリス〇〇mg配合!」とかではありません。
そういった商品は、プロポリス原料の等級(上からS・A・B・C・D・E・・・と10クラス程度)も分かりませんし、そもそもプロポリス原液の濃度が何%のものを何mg配合しているのかが一切不明です。
極端な話、等級がEで濃度が10%のプロポリスを何千mg配合したとしても、ほとんど効果はないわけです。
成分値というのは、公的機関で科学的に分析された詳細な成分値のことです。
たとえば我が寺尾養蜂でいくと、こういった記載です。 HPから画像を切り取ってみました。
ここには、原料の「等級」はもちろん「BRIX濃度」や「W/V規格成分含有量(乾性エキス濃度)」が記載されていますよね。
他にも、フラボノイドやフェノリックス分析値なども出ています。
また、公的な成分分析書も確認することができます。
下の画像は「恵の蜂グリーンプロポリス」の成分分析書です。
【なぜ成分値が載っていないのか】
・・・実は、プロポリス販売業者の中でも、成分値記載がされているところは全体の10%ほどなんです。
分析自体していないところが大半ですが、自称分析値を載せている販売者もあります。
ですので、公的機関による成分分析書の画像があるかどうかも確認するといいですよ。
・・・では、なぜ詳細な成分値を記載しない販売者が多いのでしょうか?
それは、記載するほどプロポリスの質が高くないからです。
もしプロポリスの質に自信があるのであれば、それを詳細に記載して売り出すはずですよね。
でもそうしないということは、プロポリスの質は推して知るべしです。
またそういったプロポリス商品の場合、プロポリスの他にも色々な他の成分を混ぜることによって、プロポリス以外にも価値付けをしたりしています。
プロポリスだけでは押しが弱いので、他の健康食品も加えてパワーアップしているように見せかけているんです。
でも、そういった商品はプロポリスというよりも、もはや「プロポリス入り健康食品」です。
詳細な成分値の記載がないプロポリスは、効果はあまり期待できないでしょう。
では次回は、
【効果をあまり期待できないプロポリスその③】
・広告費がすごくかかっていそうなプロポリス
をご説明しますね。