「プロポリスがガンに効くらしい」と聞いたことがある方は多いと思います。
本や健康系の雑誌などでも取り上げられることがありますよね。
ただし、プロポリスが一体どういう仕組みでガンに効果があるのか、具体的に説明している媒体はとても少ないのではないでしょうか。
そこで何記事かに分けて、グリーンプロポリスに含まれる成分が具体的にどうガンに作用するのか?その点を突き詰めていきます。
ガンの再発防止のために、何か良い民間療法はないかと探しておられる方、色々とサプリを試してきたけど、いまいちどれも効果を感じられなかったという方、家族が抗ガン剤治療を受けるけど、副作用や体力の低下が心配で・・・という方。
そんな方に、グリーンプロポリスが他の幾多の健康食品とは一線を画していることを知って頂きたいと思っています。
では、まず最初の抗がん成分をご紹介します。
【グリーンプロポリスに含まれる抗癌成分】
① クレロダン系ジテルペン (clerodane diterpene)
1991年、日本癌学会の総会において、国立衛生予防研究所の松野哲也博士が「プロポリスに含まれる殺ガン細胞物質の単離・精製」と題する研究発表を行いました。
世界で初めて、プロポリスに含まれる3種類の抗ガン物質を解明し、発表したのです。
その中の1つが、この「クレロダン系ジテルペン」だったのです。
【クレロダン系ジテルペンの抗がん作用】
この成分をガン細胞に与えると、強力なガン細胞抑制・死滅効果があったことが発表されました。
人間の肝臓ガンの細胞にこの成分を加えてシャーレ内で培養すると、約7時間後から効果が現れ始め、1~2日後にはガン細胞が死滅してしまうことが確認されたのです。
特にこの物質の特徴は、細胞が増殖するために分裂するプロセスにある時だけを選んで作用するということにあります。つまり、正常の細胞を傷つけずに、ガン細胞のみを選択攻撃するということです。
また別の実験において、強力な発癌剤をマウスの皮膚に塗布し、その後クレロダン系ジテルペンを塗布したところ、皮膚ガンを抑制するという結果が得られました。
一般の抗ガン剤だと皮膚に障害が出ますが、このマウスの皮膚は障害を受けるどころかむしろ艶が出て、マウス自体も元気になりました。
【ブラジル産プロポリスにしか含まれていない希少成分】
松野博士の論文発表で初めて知られるようになった抗がん・殺ガン成分「クレロダン系ジテルペン」が、ブラジル産プロポリスから発見されたということ。
そして今日にいたるまでプロポリス以外からは見出されていないというのは、ブラジル産グリーンプロポリスの強みと言えるでしょう。
次の記事では、グリーンプロポリスに含まれる別の抗がん成分「カフェイン酸フェネチルエステル」をご紹介しますね。