ブラジル産最高級グリーンプロポリスには数多くの作用があることは周知の事実です。
ウィキペディアにもその作用は載せられていますが、今回はその中のひとつ、抗酸化作用を取り上げます。
【酸素がもたらすメリット・デメリット】
私たち人間が生きていくうえで絶対必要なのは、まず酸素ですよね。
酸素がなくなると、人間は何分ともたずに死んでしまいます。
酸素は生きるために必要不可欠であるいっぽう、酸素は「酸化」という問題も引き起こすんです。
身近な例でいえば、鉄が錆びてボロボロになるのは酸化するからです。
また、古いコーヒー豆で淹れたコーヒーは酸っぱくなりますが、これは空気中の酸素によって酸化されたためです。
【活性酸素とは】
最近の健康番組などでも話題になっている「活性酸素」には強い酸化作用があり、これが体内の酸化を進めてしまいます。
細胞が酸化すると、生活習慣病やガン、老化などにつながるわけです。
この活性酸素ですが、実は私たちの体の中でも常に発生しています。
新陳代謝するときや激しい運動をするときなど、わずかな量ですが活性酸素を発生させます。
また、ストレスを抱えたり偏った食事、紫外線や放射線などでも活性酸素がさらに増えます。
こうしてみると、活性酸素はまるで極悪人みたいに見えてきますが、実はそうでもありません。良い働きをしてくれることもあるので、上手に付き合わないといけないんです。
どういうことか、続けて考えてみましょう。
【活性酸素の良いはたらき】
活性酸素は私たちの健康に良くも悪くも大きな影響を与えます。
その仕組みを考えてみます。
私たちは常に呼吸によって酸素を吸っていますよね。
すると酸素は、細胞中のミトコンドリアでアデノシン三リン酸というエネルギーに変化します。その過程で活性酸素が生じるんです。
じつは白血球がウイルスや細菌を退治するときの武器になるのが、この活性酸素です。
白血球(好中球)は体内に細菌が侵入すると捕食しますが、その際に細菌を分解するために活性酸素の強い殺傷力を利用していることが分かっています。
ということは、活性酸素は私たちの体にとって役に立つものだということですね。
活性酸素のメリット:白血球がウイルスを退治するときに、強力な武器になる!
【活性酸素の悪いはたらき】
ですが、この活性酸素が体内で過剰生産されると、脂質の分解やタンパク質の変質、遺伝子損傷、細胞膜の障害、酵素の活性を奪ってしまうといった、さまざまな被害が出てくるんです。
これが、ガンを筆頭に、動脈硬化や糖尿病、消化器系の病気、脳溢血、虚血性心疾患、老化現象など、さまざまな病気を引き起こす引き金になるんです。
特に活性酸素の被害を受けやすいのが、私たちの体の中の細胞膜です。
細胞膜には不飽和脂肪酸が多く含まれていますが、この不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化されやすいんです。
不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化されるとどうなるんでしょうか?
酸化された不飽和脂肪酸は、古くなった油カスのような過酸化脂質に変わってしまいます。
そして、この過酸化脂質が血管にはりついて蓄積されると、動脈硬化の原因になるんです。
また、過酸化脂質がタンパク質と結びつくと、老化色素であるリポフスチンを生成し、老化現象が起きるわけです。
さらに活性酸素は、細胞の遺伝子情報を示す塩基成分も酸化します。
そうすると遺伝子の構造が変化し、ガン細胞が生まれます。このガン細胞が増殖すると、ガンヘと進行していくというわけです。
活性酸素のデメリット:増えすぎると病気や老化につながる!
【活性酸素を除去する人体のはたらき】
活性酸素によって害を受けないように、人体には抗酸化物というものが備わっています。
たとえば、活性酸素を除去してくれるスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)などの酵素があります。このような酵素は、活性酸素を毒性が少ない普通の酸素にもどしたり、水に分解してくれるんです。
そうして、活性酸素の害から体を守ってくれてるんですね。
ただし、この酵素の働きは歳をとると共に低下してしまうんです!
しかし、ストレス社会に生きている現代人にとって、元来備わっている抗酸化物では抑えきれないほどの大量の活性酸素が発生しています。
また、年をとるにつれて、この抗酸化物の生成が少なくなります。
ですから、長く健康でいられるために、抗酸化物を外からも取り入れないと!ということになります。
活性酸素をしっかり除去するために、抗酸化物を外から取り入れる必要がある!
【活性酸素の除去を助けてくれる物質】
この活性酸素を除去する物質は「スカベンジャー」といいます。
スカベンジャーとは、掃除をしてくれるものという意味です。
このスカベンジャー、日常的な食品にも含まれています。
たとえばビタミンC、ビタミンE、カロチノイドなどにスカベンジャーが含まれています。特にスカベンジャーを豊富に含んでいるのがポリフェノールです。
じつは、プロポリスの主要成分であるフラボノイドはスカベンジャーを豊富に含むポリフェノールの一種なんです。
特にブラジル産グリーンプロポリスのフラボノイド含有量は、他のプロポリスに比べると20~40倍と桁違いです。
また、そのフラボノイドの抗酸化作用も非常に強力です。
グリーンプロポリスに含まれるフラボノイドの一種であるアントシアニンは、その抗酸化作用がビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍とも言われるほどです!
ですから、グリーンプロポリスを飲み続けると、活性酸素の増加に伴うさまざまな症状、疲労、肩こり、リウマチ、冷え性、睡眠不足、免疫低下、シミ・シワなどにも効果があるんです。
グリーンプロポリスの強力な抗酸化作用で、活性酸素をしっかり除去しよう!
「最近なんか老けてきて鏡を見るのがイヤ・・・」「疲れが取れなくて体が慢性的にダルイ・・・」「ガン検診に行くのが怖い・・・」という方は、グリーンプロポリスを真剣に考慮してみることをお薦めします。
相談や質問はいつでも寺尾養蜂日本支社のホームページから受け付けていますので、お気軽にご相談くださいね。